【12月に注意してほしい感染症】1位はインフルエンザ 2位は咽頭結膜熱 3位はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)4位は感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症)【要注意】新型コロナ/1位.インフルエンザ:予防接種が始まっています。ワクチン接種から抗体ができるまで約2〜4週間かかり、持続期間は半年ほどです/2位.咽頭結膜熱:11月に入った時点で過去最高の流行をみせています。原因となるアデノウイルスの感染力は強力で、直接接触だけではなく、ドアノブ、階段やエスカレーターの手すり、エレベーターのボタン等の不特定多数の人が触る物品を介した間接的な接触でも、感染が広がります。予防方法は流水・石鹸による手洗いとマスクの着用です/3位.A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症):幼稚園・保育所・小学校など集団生活の場で流行します。余りにも急激に増加しており、注意が必要です/4位.感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症):感染すると、多い時には10回以上のおう吐や下痢の症状が続きます。おう吐や下痢が続いている時は、脱水症状に注意して下さい/取材:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 安井良則氏