【9月に注意してほしい感染症】1位はマイコプラズマ肺炎 2位はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)3位はインフルエンザ 4位は新型コロナ 5位はRSウイルス感染症/1位.マイコプラズマ肺炎:最も注意して頂きたい感染症です。2024年8月中旬時点のデータでは年初から大きく増加。秋口あたりから本格的な流行に移行する恐れもあり学校再開後は特に注意が必要です/2位.A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症):幼稚園・保育所・小学校など集団生活の場で流行するので、注意が必要です/3位.インフルエンザ:じわじわと患者報告数があがり続けており、8月第32週(8/5−11)の全国の定点報告数でも0.38です。早ければ9月にも流行する可能性もあります/4位.新型コロナ:8月中旬時点のデータでは報告数は落ち着きをみせていますが、お盆明けから9月に向けて警戒が必要です/5位.RSウイルス感染症:春の流行後に落ち着くかに思えましたが、一定の流行を維持している状態です。8月上旬に九州各県や四国などで、比較的高い値の地域もあります/取材:大阪府済生会中津病院院長補佐感染管理室室長 安井良則氏