【4月に注意してほしい感染症】1位はRSウイルス感染症 2位はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)3位は新型コロナ 4位は麻しん(はしか)【要注意】インフルエンザ/1位.RSウイルス感染症:年明けから徐々に増え始めています。4月中には全国的に増加するのではと予測しています/2位.A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症):学校・幼稚園・保育所などでの流行が多くみられます/3位.新型コロナ:患者報告数は2024年第11週(3/11−17)時点で6週連続減少しています/4位.麻しん(はしか):人から人へ感染し、空気(飛沫核)感染の他に飛沫感染、接触感染もあります。麻しんウイルスの直径は100〜250nm、飛沫核の状態で空中を浮遊するため、マスクを装着しても感染を防ぐことは困難です。麻しんの感染発症を防ぐ唯一の予防手段は、予めワクチンを接種して麻しんに対する免疫を獲得しておくことです【要注意】インフルエンザ:2024年第11週(3/11−17)時点でいったん落ち着くかに思われましたが2週連続増加に転じています/取材:大阪府済生会中津病院院長補佐感染管理室室長 安井良則氏