お悩みの内容
息子が溶連菌感染症になったのですが、子どもがなりやすい病気なのですか?

回答
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(一般には溶連菌感染症と言われる場合が多い)はいずれの年齢でも起こり得ますが、学童期の小児に最も多いです。この感染症は、通常患者との接触を介して伝播するため、ヒトとヒトとの接触の機会が増加するときに起こりやすく、家庭、学校などの集団での感染も多いです。
主な感染経路は、発症者もしくは保菌者(特に鼻咽頭部に保菌している者)由来の飛沫による飛沫感染と濃厚な直接接触による接触感染です。
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監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏