効果的な叱り方を知りたい。

お悩みの内容


2歳の息子はいくら叱っても効果がないようで、同じことで何度も叱られたりしています。効果的な叱り方ってあるのでしょうか?


回答

 子どもは2歳ぐらいになると、大人の言葉をかなり理解しています。この頃から、本当の意味で「叱る」必要がでてくるのです。

 ただし、3歳ぐらいまでは、叱る理由をその都度説明する必要はなく、「これはダメなことだよ」ときっぱりと言うことが大切。そして、叱られた子どもの心は、程度の差こそあれ、何らかの形で傷ついているので、叱った後は子どもを慰め、励ましてあげましょう。

 子どもを一方的に非難するばかりでは、子どもに「救い」がなくなってしまいます。子どもの心に傷を残さず叱ってしつけるためには、必ず「叱るとき」と「救うとき」が必要です。

 例えば、「いくら叱ってもうちの子には効果がない」と嘆く親は、たいていの場合、何のメリハリもなくしょっちゅう叱り散らしてフォローしないか、フォローしてくれる人間がいないことに原因があります。

 叱った後、時間が経ってしまうと、子どもは「叱られた」という嫌な記憶だけが残ってしまうので、できるだけ早く、遅くてもその日のうちにはフォローしましょう。泣いている子を膝に抱いて「もうしないよね、よしよし」とか、「一人でお外に出てはいけないよね。分かったよね」など、優しくなだめることが効果的です。

 また、育児は夫婦のどちらか一方だけが行うものではありません。夫婦で「叱る側」と「救う側」の役割を分担したり、「今日はこんなことがあった」とこまめに話し合うことが大切です。

 子育てはまさに「筋書きのないドラマ」。叱る者と救う者が「あ・うんの呼吸」で子どもに接することができるように、親同士がコミュニケーションをとることが重要です。

監修:安田女子短期大学 保育科 教授 柿岡玲子
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