しつけって、どうしたらいい?

お悩みの内容


子どものしつけに悩むことが多いです。子どもと向き合う時の基本的な心構えや、しつけについて教えてください。


回答

 「しつける」という言葉が「押しつけ」をイメージするようで好きではないという人がいますが、「しつけ」は漢字で「躾=身を美しく」と書きます。これは、人間としてコミュニケーションを図る上で、最も大切なことの一つです。親など、大人が皆で子どもをほめること、一緒に喜ぶことがしつけにとって重要で、これが保障されている状況の中でこそ、きちんとしたしつけが身につくのです。

 また、乳幼児を大人の生活リズムに合わさせるのではなく、乳幼児に対して周囲が合わせていくことで、乳児に安心感、安全感が生まれ、安定した母子関係が営めるようになります。しつけは態度であり、テクニックではありません。

 しつけで肝心なのは、親の心構えです。子どもに振り回されている親は、「子どもは自分の手に負えない」と思いがちですが、大切なのは「自分は大人で、子どもは子ども」だと肝に銘じること。

 親が毅然とした態度をとって、自覚と自信を示せば、それは自然と子どもに伝わります。親が自分の考えをはっきりと、そして本気で言うことが大切です。また、幼い子どもをしつける時に、「悪かったことに対する理由」を言う必要はありません。

 例えば、他人に対して暴力を振るうことは絶対にいけないことです。どんな理由があるにせよ、そういう行為自体がいけないのだということを、幼いうちに身体感覚で身につけることが大切です。それを教えるには、「理屈で説明してしかる」しかり方には限界があります。

 特に言葉の理解力が不十分な幼児には、「ダメなものはダメ!」と理屈抜きできっぱりと言うことが重要です。

監修:安田女子短期大学 保育科 教授 柿岡玲子
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