絵本を一人で読めても読んでやったほうがいい?

医師会や幼児教育の専門家が皆さんのお悩みに答えました。

お悩みの内容

5歳の息子は、ひとりで絵本が読めて楽しいようです。ただ、絵本を読んでほしいと言ってくることも多いのです。読めるようになったら、できるだけ自分でさせたほうがよいのでしょうか?

専門家による回答

絵本というのは、大人が子どもに読んであげる本です。
もし、子どもが一人で絵本を読めるようになったとしても、絵本を読んであげることは、幼児の想像力を養う上で欠くことのできない大きな意味があるのです。
強い想像力は、耳から豊かな言葉の体験を繰り返すことによってのみ養われます。
早くから文字を読めるようにして、早くから絵本を一人で読ませる習慣を身につけさせられた子どもには、育ちにくい力なのです。
3歳から始まって、5・6歳までに本の喜びを知った子どもは、生涯本を手放さないと言えるでしょう。
本の世界へのパスポートは、自分で本を読むようになる以前に準備され、大人から子どもへと手渡されるのです。
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