感染症NEWS くらしのヒント
厚生労働省が2024年3月1日に発表した「新型コロナウイルス感染症(CОVID−19)の発生状況等について」2024年第8週(2/19−25)によると全国の定点当たり報告数は7.92。前週(2/12−18)の10.10と比べて、大きく減少しました。全都道府県で減少しています。また、同日に発表の「インフルエンザの発生状況について」によると2024年第8週(2/19−25)のインフルエンザの定点報告数は16.76。感染症に詳しい大阪府済生会中津病院院長補佐感染管理室室長の安井良則医師は「新型コロナウイルス感染症も、インフルエンザも減少傾向にあります。冬期から寒さもいくぶん和らいだことも、一因として考えられます。新型コロナウイルス感染症については、いわゆる第10波は収まりつつあると考えています。夏の流行が始まるまで、減少していくでしょう。また、インフルエンザも全国的に減少しています。しかし、全国定点では、15を超え、低くない報告数が出ていますし、3月中は、まだ油断できません。
しばらくは、注意が必要と考えています」としています。
しばらくは、注意が必要と考えています」としています。