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ノロウイルス感染症の対処法を徹底解説(更新:11/22)ノロウイルス感染症は、例年11月くらいから発生件数は増加しはじめ、患者発生のピークは12月中となることが多いです。
今回は、おう吐物などの処理方法について詳しく解説します。
◆都道府県別情報◆2017年11月6日〜11月12日(第45週)の速報データによると、定点当たり報告数が最も多いのは宮崎県、次いで愛媛県、大分県、福岡県、熊本県の順となっています。
◆感染経路◆以前は、食中毒としての経口感染がよく知られていましたが、患者や無症状病原体保有者との直接もしくは間接的接触による接触感染や、患者のおう吐物や下痢便を介した飛沫感染等のヒト−ヒト感染があります。その感染力は非常に強いものです。
◆おう吐物などの対処法◆ノロウイルスに関係していると考えられるおう吐物や下痢便を発見した場合には、しっかりとペーパータオル等で拭き取り、取り除いたあとの場所を塩素系の消毒剤でしっかりと消毒することが大切です。
<処理のしかた>1.おう吐物や下痢便の処理をする時には、マスク、手袋、ゴーグルなどをして、直接ウイルスが体につかないようにしましょう。
2.処理をする人以外を近づけないようにしましょう。
3.おう吐物や下痢便をペーパータオルなどでよく拭き取り、ビニール袋に入れて密封してから捨てましょう。
4.汚物を取り除いた後の床には、まだノロウイルスが残っているので塩素系消毒薬で消毒する。家庭用の塩素系漂白剤の原液を水で薄めたもので消毒剤ができます。(500mlのペットボトルに水を入れて、キャップ1杯の原液を加えると、およそ100倍に希釈した消毒液がでます。塩素濃度約200ppm)5.汚物のあった場所を中心に広い範囲を消毒します。ノロウイルス感染症を発症されている方は体のあちこちにウイルスが付着しているのでドアノブ、階段の手すり、トイレの便座なども塩素系の消毒剤でこまめに拭きとり消毒しましょう。
6.タオルは別々に使いましょう。
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長・国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員・安井良則