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アデノウイルスが原因の感染症、咽頭結膜熱。例年7〜8月に感染のピークがあり、子どもの感染者が多く、プールでの接触やタオルの共用などにより感染することがあるので「プール熱」としても知られている感染症ですが、実は冬にも流行する感染症です。国立感染症研究所の第43週(10/24−30)速報データによると、全国の定点あたりの報告数は、注意報レベルにはまだ遠いが2週連続で増加。例年報告数がピークとなる12月に向けて警戒が必要な感染症です。咽頭結膜熱は5〜7日の潜伏期間の後に発症。まず38〜39度の発熱があり、頭痛、食欲不振、全体倦怠感とともに、咽頭炎による咽頭痛、結膜炎に伴う結膜充血、眼痛などが3〜5日程度持続します。感染経路は飛沫感染と接触感染で、予防のためのワクチンはなく、予防法としては感染者との密接な接触を避け、流行時にはうがいや手指の消毒をする、などがあります。引用:国立感染症研究所「IDWR速報データ2022年第43週」「咽頭結膜熱とは」「アデノウイルスによる感染性胃腸炎」/取材:大阪府済生会中津病院感染管理室室長国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏