【3月に注意してほしい感染症】1位はインフルエンザ 2位は新型コロナ 3位はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症) 4位は咽頭結膜熱 【要注意】RSウイルス感染症/1位.インフルエンザ:流行の中心がA型からB型となったことで、既にA型に感染した方も、B型に感染し発症する可能性もあります。大阪など地域によってピークアウトの兆候もみられますが、しばらくは注視が必要です/2位.新型コロナ:全国的な流行は、間もなく落ち着いてくると予測しています。国内の主流であったEG.5とその派生株からなるXBB系統は、BA.2系統の派生株であるBA.2.86系統へ置き換わっています/3位.A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症):学校・幼稚園・保育園などでの流行が多くみられます/4位.咽頭結膜熱:患者報告数は2023年12月に過去最高の流行をみせました。2024年に入り、少し落ち着きをみせ始めましたが、しばらくは注視が必要です【要注意】RSウイルス感染症:年明けから徐々に増え始めています。特に乳幼児に注意してほしい感染症です/取材:大阪府済生会中津病院院長補佐感染管理室室長 安井良則氏