【6月に注意してほしい感染症】1位は新型コロナ 2位はRSウイルス感染症 3位はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症) 4位は咽頭結膜熱 5位はインフルエンザ 【要注意】梅毒/1位.新型コロナ:一時期の流行状況からは落ち着きをみせていますが、基本的な感染対策を続けるなど決して油断しないでください/2位.RSウイルス感染症:乳幼児に注意してほしい感染症で、特に1歳未満の乳児が感染すると重症化しやすいです。
3位.A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症):主な感染経路は、咳やくしゃみなどによる飛沫感染と、細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染です。感染の予防には手洗い、咳エチケットなどが有効です/4位.咽頭結膜熱:例年6月から7月にかけて流行がピークを迎える感染症です。症状は発熱、咽頭痛、結膜炎です/5位.インフルエンザ:流行状況は下火となっていますが、学校生活での集団感染の報告が各地であがっています/【要注意】梅毒:性別関係なく、患者報告数が増えています。 取材:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏