ママ必見! 働くママの実態を徹底取材!
〜フルタイムとパートタイムの求人、どっちが多い?〜

働くママの実態を、2児のママであり再就職経験のある
子育て応援団スタッフママが潜入取材。

ママたちにとっても、企業側にとっても、「どのくらいの時間を仕事に充てられるのか」「どのくらいの時間、働けるのか?」つまり「時間」が重要なキーワードになっていることが分かりました。でも、ママの立場で考えてみると、「じゃあ、どのくらいの時間働くことができれば、企業に採用してもらえるの?」という疑問が出てくるのではないでしょうか。そこで次に、求人状況のホントのところを、取材しました。

〜フルタイムとパートタイムの求人、どっちが多い?〜
厚生労働省「雇用形態別常用職業紹介状況(新規学卒者を除く)」2014年7月の資料から、月間有効求人数を比較してみましょう。フルタイムの月間有効求人数が2,228,057人、パートタイムの月間有効求人数が723,182人で、フルタイムがパートタイムの約3倍となっています。求人数は圧倒的にフルタイムの方が多い状況です。

〜ママたちの現状、ホントのところを教えて!〜
では、仕事を探しているママたちの現状はどうでしょうか。厚生労働省に取材したところ、統計はとっていないが、仕事を探しているママたちの傾向として、「時間的な制約がある方」「事務職希望の方」が多い印象とのことでした。実際の求人数と希望するママたちのバランスは、現場に聞いてもらった方がいいのではということで、東京、大阪、広島のマザーズハローワークにも取材しました。

〜ママたちの再就職 東京の場合〜
就学前のお子さんがいる方が多いですね。ママたちはフルタイムの仕事を希望する方が多いのですが、それは、フルタイム希望で申請しておくと、保育園に入りやすくなるという事情からのようです。実際に就職するときは、パートタイムの仕事に就く方がほとんどです。理由としては、やはりフルタイムの仕事はママたちの「時間」の条件と企業の条件が合わないからです。パートタイムの求人は今年に入って数が増えていて、ママたちは条件に合わせて選択することもできる状況です。

〜ママたちの再就職 大阪の場合〜
フルタイムを希望するママとパートタイムを希望するママは半分半分といった印象ですが、どちらを希望するママも、時間の条件が合わずになかなか仕事が決まらないケースがありますね。求人はフルタイムの方が多い状況です。パートタイムの求人もありますがサービス業が多く、土日に働けないママたちと条件が合わないことも多いですね。

〜ママたちの再就職 広島の場合〜
パートタイム希望の方が約7割です。そういった方は配偶者控除内で働きたいとおっしゃる方が多いですね。そのうち事務職を希望される方が約5割程度。接客業は土日出勤が多いですし、営業や介護の仕事は定時に帰れない場合もあるので、事務職が人気なのでしょう。ママたちに一番人気はパートの事務職ですが、求人数が少ない上に希望者が多いので、競争率はかなり高い状況です。

子育て応援団ママの感想
東京、大阪、広島でママたちを取り巻く状況はちがいますが、いずれの都市も「時間」の条件がママたちと企業の間で合うかが、やはり問題となっていました。求人数で見るとフルタイム、パートタイムともに東京は多いようですが、大阪、広島と地方に行くほど、パートタイムの求人が少なくなり、なかなか仕事が見つからないママたちが多い状況のようです。それでもパートタイムの仕事を希望するママが、企業に採用してもらうにはどうすればいいのでしょうか。総合人材サービス会社キャリアプランニング・マネジャー皿田由美さんに聞きました。

〜それでもパートタイム希望! ママが採用されるためには〜
採用されるために重要なポイントの一つが、事前にどれだけ準備したかです。これはパートタイムのお仕事に限らず、どんな仕事でも同じように言えますね。具体的には、保育園など子供の預け先の確保、ママ自身のスキルアップ、家族のバックアップ体制を整えるなどです。また、企業の本音としてはフルタイムで勤務して欲しいけれど、効率的に成果を出してくれるのであれば短時間でも構わないというケースもあります。ママたちは企業に対して、しっかり事前準備していること、仕事への覚悟、これまでの仕事で得た経験や成果を積極的にアピールしてほしいですね。

〜ママたちはどう仕事を選ぶべき?〜
「ママたちにとって本当はどの働き方がいい?」が出発点でしたが、簡単に答えは出そうにありません。ただ、もう一度思い出してほしいのが、子どもの学費についてのこの話。(こんなにかかるの!?子どもの学費)
子ども1人を大学まで出そうと思ったら、まずは世帯収入600万円を目標にしたいという話がありました。30代正社員男性の平均年収は344万5000円。(厚生労働省「平成25年賃金構造基本統計調査」に基づく)ママがパートタイム、かつ配偶者控除内で働いて、例えば年収が102万円の場合、単純計算で153万5000円不足となります。子どもが2人だったら?習い事をさせたかったら?マイホームが欲しい、老後の蓄えも…となると、お金はもっともっとかかりますね。フルタイムの仕事かパートタイムの仕事か、これからの子どものことや生活設計などを踏まえて、総合的に判断した方がよさそうです。
 
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