輝くワーママ応援プロジェクト
〜ワーママがぶつかる壁を取り除く!先進県の革新的な取り組み〜

子育ても仕事も頑張りたい!でもママだけの頑張りには限界がありますよね。そんなママたちに今追い風が吹いています。ワーママを応援する動きは、今どんどん広がってきているんです。自治体や一部の企業は子育てと仕事の両立支援を積極的に進めており、ママたちの働く環境も変わってきています。そこで子育て応援団は、「働く女性応援プロジェクト・チーム」が存在し、知事が全国の都道府県知事で初の育児休暇を取得したことでも話題となった広島県に注目しました。ワーママ応援に関して全国で一歩先を行く広島県が、現在行っているさまざまな取り組みを紹介します。

●ワーママ応援!広島県の5大取り組み
出産しても、仕事をずっと続けたい!
<女性の就業継続>を応援!≫
出産を期に離職する女性はまだまだ多いのが現状です。仕事を続けたいという意思を持った女性が就業継続できるよう、働いている女性を対象とした「働く女性応援研修会」が行われています。

そろそろ働きたいけれど、何から始めたらいいの?
<女性の再就職>を応援!≫
妊娠・出産・子育てをきっかけに仕事をやめた女性がそろそろ働きたいという時に一歩を踏み出すため、「わーくわくママサポートコーナー」が設置されています。

家庭と仕事の両立には、パパの協力が絶対大事!
<イクメン>を応援!≫
ママが安心して家庭と仕事を両立させるためには、精神的にも物理的にもパパのサポートが重要ですね。イクメンを応援する企業経営者で結成した「イクメン企業同盟」、男性の育児休暇取得を支援する「いきいきパパの育休奨励金」制度があります。

子どもの預け先、ちゃんと見つかる?どう選ぶ?
<子どもの預け先確保>を応援!≫
ママが働くとき、子どもの預け先は最重要ポイントの一つ。預け先によってママの働き方が変わってくる場合もあります。広島県では、ハード面・ソフト面両面から預け先の確保に取り組んでいます。

働きながら子育て。ぶつかる壁を一つずつ解決!
<働く女性>を応援!≫
「女性の働きやすさ日本一」を目指し、広島県では「働く女性応援隊ひろしま」を結成!さまざまな取り組みが行われています。

<女性の就業継続>を応援!
第1子出産を期に離職する女性は約6割で、なんと半数以上。そのうち約3割は仕事を続けたかったと答えています。続けたかったにも関わらず、仕事を辞めてしまった理由は「仕事と育児の両立が困難」であるため。具体的には「勤務時間が合わない(65.4%)」「職場の雰囲気(49.5%)」「体力が持ちそうにない(45.7%)」「育児休業が取れそうになかった(25.0%)」などでした。(23年版子ども・子育て白書より)


■働く女性応援研修会
広島県では、仕事を続けたいという意思を持った女性の就業継続を支援するため、「働いているママ」「産休育休中のママ」を対象に、子育てと仕事の両立について学ぶ研修会を行っています。「仕事が楽しくなるコツ」「働き続けるための時間管理術」などがテーマで、研修会を受講した女性が自社で報告会や勉強会を行った場合、県から会社に対して奨励金(10万円)が支給されます。


【平成25年度実績】
研修会331人
報告会60件780人
出前講座319人

子育て応援団ママの感想
研修会、報告会、出前講座合わせて、のべ1430人もの女性が参加したというデータから、注目度の高さが伺えます。女性が継続就業した場合と、出産を期に退職しパートで再就職した場合では、生涯賃金格差が約2億円(厚生労働省「賃金構造基本統計調査(2003年)」を参考)というデータもある中で、仕事を続けたい女性たちが「仕事」か「子育て」を選択するのではなく、両立していく方法を学べる場があるのは嬉しいですね

<女性の再就職>を応援!
そろそろ働きたいと考えているママたちも、いきなり就職活動を始めるのは難しいですよね。就職活動に一歩踏み出す前のサポートをしてくれる取り組みがあります。

■わーくわくママサポートコーナー
「働きたいけど、何から始めたらいいか分からない」「子育てしながら就職できるか不安」「ひとりで就職活動しているけどなかなかうまくいかない」そんな悩みを持つママの就職活動を応援するコーナーを設置。相談中はチャイルドコーナーや授乳室の利用が可能で、希望すれば併設されている「マザーズハローワーク広島」で職業紹介を受けることもできます。また、平成26年度からは出張相談も行っています。平成25年度はおよそ800人が訪れ、137人が就職しました。

*職場体験プログラム
事前研修(3日間)と職場体験(2日間)がセットになった短期間の支援プログラム。職場体験を通じてブランクによる不安を解消し、仕事と子育てを両立している自分をイメージできます。

*就職準備セミナー
仕事と子育ての両立や、就職準備のために必要となる自己分析などについて、講義とグループワークで学びます。「子どもとの接し方や会話について」や「就職準備のための保育所セミナー」など女性の就職活動に役立つ様々なテーマも月替わりで取り扱っています。

*就活相談
仕事と子育ての両立に関する相談、適職診断などにより就職活動のサポートを行います。

*保育所情報
保育所の情報を提供します。


子育て応援団ママの感想
ブランクがあるママにとって、いきなりハローワークに足を運ぶのは敷居が高いもの。マザーズハローワークに併設されたコーナーで、まずは気軽に相談が可能です。職場体験プログラムで仕事と子育てを両立している自分をイメージすることで、見えてくる課題もあるかもしれませんね。相談はすべて無料で、子ども連れOKなのもママにとっては助かります。

<イクメン>を応援!
ママが働きやすい環境を整える上で、パパのフォローは必須。でも、子育て期の男性は働き盛りで残業も多く、なかなか育児や家事に参加できないのが現状です。そんな状況を改善するための取り組みも広がっています。

■いきいきパパの育休奨励金
育児休業などを取得しやすい職場環境の整備を支援するため、男性従業員が1週間以上の育児休業などを取得した中小企業事業主に、10万円〜30万円までの奨励金を支給します。広島県では平成24年度、男性の育児休暇取得率が7.2%となり、全国平均1.89%を大幅に上回りました。


■イクメン企業同盟
平成26年3月結成の、全国初の取り組み。男性の育児参加を応援し、働き方の見直しに取り組む企業経営者で構成する「イクメン企業同盟(イクメンを応援する企業経営者の同盟)」を結成。企業ぐるみでイクメンを増やす取組を加速するとともに、社会全体の男性の意識改革や行動変容を促すことにより、男性も積極的に育児に参加する社会を目指します。結成時20人だったメンバーが半年で32人に。100人を目指して現在もメンバー募集中です。

<平成26年度の主な取り組み>
プロモーションビデオやリーフレットによるPR
ひろしまイクメンサミット2014の開催(平成26年10月19日)
名刺
ホームページ
ピンバッジ
フェイスブック
プロモーションビデオ
ひろしまイクメンサミット2014
リーフレット

子育て応援団ママの感想
「職場で男性の子育てに対し最も理解があると感じるのは誰か」という質問に、約半数の45.1%もの男性が「職場には誰もいない」と答えています。(平成26年1月 連合「パタニティ・ハラスメントに関する調査」による)広島県では、企業や経営者側から状況を変えていこうという理念のもと取り組みが行われています。労働者であるパパ側から変化を起こすのは簡単なことではありませんから、こういった取り組みは心強いですね。

<子どもの預け先確保>を応援!
平成25年10月時点で、全国の保育所待機児童数は44,118人。(厚生労働省「保育所入所待機児童数」より)そのうち0〜2歳児が39,370人となっており、ほとんどが3歳未満児という状況です。広島県では待機児童の解消に向けて、ハード・ソフト両面から対策を推進しています。

■ハード面の取り組み
保育所等整備
民間保育所、賃貸物件を利用した保育所分園、小規模保育を実施する施設等の整備に対し補助を行っています。
認可外保育施設の認可化促進
認可外保育所の認可化の促進のための経費を支援しています。

■ソフト面の取り組み
広島県・広島市待機児童解消対策会議を設置
平成26年4月、待機児童ゼロをめざし、広島県と広島市が連携してスピード感を持って取り組むための会議を設置しました。
保育コンシェルジュ配置事業
保護者に適切な保育サービスを紹介する専任の相談員を配置する市町を支援し、保護者の情報不足による保育のミスマッチ解消に取り組んでいます。
保育士人材バンク
広島県庁内に設置し、潜在保育士と保育所のマッチングを実施。求人側と求職側のニーズに応じたきめ細かな相談対応により、高い就職実績があります。(平成24年度〜26年度8月末までに248人就職)
保育士合同就職面接会
広島市や保育関係者と合同で、保育士の就職面接会を開催しています。平成26年に県内2か所で行われた面接会には、781人が参加しました。



<働く女性>を応援!
女性の妊娠・出産、仕事と子育ての両立、そしてこれから働きたいママたち…仕事と子育ての両立を願うすべての女性をあらゆる面から応援する活動が行われています。

■働く女性応援隊ひろしま
女性がもっと活躍できるためにはどうすればいいのかを企業と県が一緒に考え、「女性の働きやすさ日本一」を目指して、経済団体、労働団体、行政が一丸となって結成、活動しています。これは、中国地方初の取り組みです。

<平成26年度の主な取り組み>
女性の活躍促進研修会実施
働く女性活躍促進のためのハンドブック作成と配布

子育て応援団ママの感想
働く女性応援ハンドブックには、あらゆる面から働く女性を応援する情報が満載です。妊娠が分かった時の勤務先への報告のタイミング、マタニティハラスメントについてなど妊娠中のことから、保育所探し、ワーママを応援する制度の紹介、ママの仕事探しなど。これ1冊で働く女性の多くの悩みを解決してくれます。




広島県の湯崎知事が知事として全国で初めて育児休暇を取得し、大きな話題となったのが2010年のことでした。それから4年、広島県では働く女性やイクメンを応援する取り組みが広がりを続け、今では多くの企業にも浸透しています。毎日仕事に、家事に、育児に頑張っているワーママたち。でも、ママたちの頑張りには限界があり、社会や企業、周囲の協力がなければ乗り越えられない壁も数多く存在します。広島県には、そういった壁を一つでも取り除きたい、壁を乗り越える手助けをしたいという思いから行われているたくさんの取り組みがありました。こういったワーママを応援する動きは、今では日本全国に広がっています。まずはお住まいの地域で情報収集をしてみましょう。輝くワーママライフ実現のために、色々な制度を上手に利用していきたいですね。

 
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