【新型コロナウイルス感染症】新規感染者は減少傾向 20代の新規感染者数は年代別で最多

 9月に入り、新型コロナウイルスの感染者数・入院数は、ともに減少傾向にありますが、日によって新規感染者の数が増えるなど、注意が必要な状況が続いています。9月14日に厚生労働省が発表した性別・年代別の新規陽性者数のデータ(週別)によると、20代の感染者数が男女ともに最多となっています。

 大阪で新型コロナ感染者の治療にあたる、大阪府済生会中津病院の安井良則医師に、現在の状況について話を伺いました。

感染者数・入院数は減っているが重症者の入院が増えた

 (安井医師)私の働いている病院では、コロナ感染者数も入院してこられる方も減ってきている印象です。しかし、ワクチン未接種の方が自宅療養中に重症化して、入院となることが増えています。

 コロナに感染しても軽症であれば、民間でPCR検査を受け、医者に会わずに自宅療養となるケースがほとんどです。そのため、保健所ではLINEで感染した方の状況の把握や、LINEが利用できない方には電話連絡するなどの方法で、安否確認をおこなっています。

 しかし、軽症者は重症者に比べて圧倒的に数が多いため、保健所も手が回らないといった状況も起きています。患者さん本人も気づかないうちに重症化して、命が危険な状態になることも考えられます。

 最近、「ブレイクスルー感染」も取り上げられるようになりましたが、ワクチンを2回接種している方は、ほとんど軽症です。副反応などのリスクと、コロナに感染した場合のリスクを考え、ワクチン接種も検討していただければと思います。

 「感染症・予防接種ナビ」にも新型コロナウイルスに感染した方の経験談が寄せられています。自宅療養で高熱や関節の痛み、息苦しさが続き、とても不安な日々を過ごされたことから、ワクチン接種や感染対策の大切さを感じたそうです。

東京都 まっちゃんさん(25歳)

 発症してから今に至って記録したものです。参考になれば是非。

1日目:夕方18時30分あたりからだるさを感じ、熱は37.4度。近くの病院へ。血液検査を行い、薬(頓服薬、内用薬)をもらう。

2日目:薬は全く効かず、味覚、嗅覚が失われる。熱は37.8度キープ。だるさ、背中の関節痛、食欲不振、多少の吐き気あり。PCR検査を受ける。

3日目、4日目は2日目と同様の症状。食事は桃、バナナ、蜂蜜生姜湯のみ。

5日目:PCRの結果が来ないのと、薬が切れました。体も倦怠感がすごく、熱も38.4度までに。時間外救急窓口に連絡し、自宅で診断してもらい、解熱剤と喉の痛みの薬をもらい、ここでもPCR検査実施。

6日目:6時起床。体温38度。食欲不振。喉が痛い。鼻水は出ない。体が重すぎる。だるい。解熱剤の効果切れた後の体温上昇の反動がデカすぎる。

7日目:6時起床。38.1度。お茶漬けを食べて解熱剤を飲む。間接痛とだるさが辛すぎる。

8日目:6時起床。38.4度。何も変わらない。解熱剤をなんとなくロキソニンに変更。保健所から連絡は来るけど、なんの気休めにもならず。

9日目:7時半起床。38.2度。体温が落ちる気配なし。イライラと葛藤が募る。ストレス爆発寸前。なんで俺だけこんなに長いのかと。熱が全く下がらず今後本当に下がるのか。特に特効薬とかもないので歯痒い気持ちで寝てるしかない。もどかしい気持ち。友人たちも大体1週間で完治に成功している。保健所の方も毎日連絡をくれるが、なんの気休めにもならない。

10日目:7時起床。36.6度。熱が下がった。呼吸が苦しい。酸素濃度が薄まっている。トイレに行くだけで息が上がる。食欲皆無。風呂にも入れずにいる。

11日目:7時起床。36.1度。熱は飛んでいった。嬉しい。食欲はない。立ちくらみと目眩にさらされる。肺炎だったからかな。

 12〜20日目:久々の外出。マスクのせいで酸欠、息苦しい。電車でめまい、吐き気。美容室に出かけましたが、じっとしてると頭が回る。居ても立っても居られない。

21〜23日目:体を慣らすために外出を続けたら徐々に回復。味覚、嗅覚は相変わらずなし。

 コロナはきついですねー。周りの友達はガンガン飲み行ってますけど是非やめて欲しいです。僕も舐めてました。かかってからじゃ本当に遅いです。ワクチン接種してマスクして消毒もきちんとしてください。この辛さを皆さんに味わってほしくないです。

 ※薬の服用について、当サイトとして推奨するものではありません。薬を服用する際は、医師・薬剤師などに相談してください。

<おことわり>ご紹介する経験談は、あくまでも投稿者個人の症状や意見です。

◇感染症予防接種ナビでは、新型コロナウイルスに感染した方や新型コロナワクチンを接種した方からの経験談を募集しています。

引用:厚生労働省「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」

取材:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
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