【感染症ニュース】インフルエンザ 既に全国的な流行 12月に入って患者数は更に増加していくと予想される

過去11シーズンと今シーズンの <br />2019年第36週〜2019年第48週までのインフルエンザ推定患者数の週別推移 過去11シーズンと今シーズンの
2019年第36週〜2019年第48週までのインフルエンザ推定患者数の週別推移
 2019/11/25〜12/1(第48週)のインフルエンザの1週間当たりの推定患者数は約193,000人となりました。前週の値(11/18〜11/24(第47週)の約109,000人)を大幅に上回っており、6週連続して増加が続いています。休日明けの月曜日(12/2)の1日当たりの推定患者数は約58,000人と今シーズンの最多(約43,000人)を更新していて、今週も患者数は増加していくものと予想されます。

年齢群別情報

 2019/9/2〜9/8(2019年第36週)から11/25〜12/1(第48週)までの累積の推定患者数は約628,000人であり、年齢群別では5〜9歳(23.0%)、10〜14歳(16.0%)、40〜49歳(13.7%)、1〜4歳(11.7%)の順となっていて、14歳以下の割合が50%を超えています。

ウイルスの型

 国立感染症研究所感染症疫学センターの病原微生物情報によると、今シーズンこれまでのインフルエンザ患者由来検体から検出されたインフルエンザウイルス(522検体解析)は、A/H1pdm が89.5%と多く、次いでA/H3(A香港)亜型5.9%、B型4.6%の順となっています。

 今シーズンは11月中旬より全国的な流行となっていますが、12月に入って更にインフルエンザの患者数は増加していくことが予想されます。これからのインフルエンザの患者発生状況には充分にご注意ください。

監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
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