溶連菌感染症 患者数は増加しており、3月までその傾向は継続するものと考えられる

図.溶連菌感染症 流行のようす  情報元:IDWR2017年第5週(2017年1月30日〜2017年2月5日)<br />監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏 図.溶連菌感染症 流行のようす  情報元:IDWR2017年第5週(2017年1月30日〜2017年2月5日)
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
 2月に入り、溶連菌感染症の報告数が徐々に増加しています。3月にひとつのピークを迎えるものと考えられます。今後も十分な注意が必要です。

地域別情報

 2017年第5週の速報データによると、定点当たり報告数が最も多いのは鳥取県、次いで北海道、山形県、岩手県、長崎県の順となっています。

症状

 潜伏期間は2〜5日で、突然の発熱と全身倦怠感、咽頭痛によって発症し、しばしばおう吐を伴います。更には特徴的な苺(イチゴ)舌(舌の乳頭が腫れてイチゴのような赤い色になった状態)が認められる場合があります。

 発熱開始後12〜24時間すると、点状紅斑や日焼けのような発疹が出現して猩紅熱(しょうこうねつ)と呼ばれる病状が現れることがあります。針の頭くらいの小さな発疹により、皮膚が紙ヤスリのような手触りになるのが特徴的です。この場合、通常顔面には発疹はなく、額と頬が紅潮し、口の周りのみあおじろくみえる(口囲蒼白)といわれています。

予防

 感染者との密接な接触を避けること、流行時にうがいや手指の消毒を励行することなどがあります。

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監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏
更新:2017/2/17
 
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